なんで両立は難しいの?

なんで両立は難しいの?

結婚後も看護師の仕事を続けたい!と思っていても、家庭と両立することが難しくて辞めてしまう人も少なくありません。なぜ看護師の仕事と家庭を両立させるのは難しいのでしょうか?仕事と家庭を両立するポイントについてまとめていきます。

結婚の話が出ているAさんの悩み

「仕事と家庭を両立させることができない」という理由で結婚を機に看護師の仕事を辞めてしまう人も少なくありません。彼との付き合いが5年になり結婚の話も出ているAさんも結婚後の働き方について悩んでいる1人です。
看護師の仕事にやりがいを持っており、家計やキャリアのことを考えると結婚しても辞めずに続けていきたいと考えていますが、結婚を機に退職する人が多いため現実的に考えると難しいのではないかと考えているようです。
なぜ、看護師の仕事と家庭は両立させることができないのでしょうか?

生活リズムの違いがすれ違いを生む?!

旦那さんが同じ医療関係者であればそれほど問題はありませんが、一般企業に勤務している場合は平日が日勤で土日は休みになるのが普通です。しかし、奥さんが夜勤のある病院に勤務していたら夜間に自宅にいない日もありますし、土日が必ずしも休みになるとは限りません。生活リズムがズレて一緒に過ごす時間も少ないため、気持ち的にすれ違いやすくなってしまいます。

家事に追われてゆっくり休めない

独身時代は疲れたら家事を後回しにして休息を優先しても困るのは自分だけなので、気兼ねなく疲れたらゆっくりと休むことができました。しかし、結婚後は炊事や掃除、洗濯は自分1人分だけではなく旦那さんの分も合わせて行わなければなりません。時間があるときにまとめてこなしたり、ちょっと手を抜いたりすることもできますが、1人のときと比べると最低限やらなければならない家事は増えますよね。家事の全体量が多くなるので、独身時代と同じような働き方だとゆっくり休む時間を確保することは難しいでしょうね。

結婚後も看護師の仕事を続けるために

職種に限らず仕事と家庭の両立は難しいものですが、夜勤があり勤務時間も長い看護師はもっとハードルが高いことでしょう。看護師の仕事と家庭を両立したいのであれば、まずはしっかり旦那さんと話し合うことです。残業や夜勤はどうするのか、家事の分担をどうするのかを率直に話し合うことがポイントですよ。
また、結婚後は独身時代と同じような働き方は時間的にも体力的にも無理なので、思い切って働き方を見直してみることも大切です。家庭と両立しやすい職場に転職することで、旦那さんとのすれ違いが防げます!

既婚看護師の働き方について