続けるor辞めるメリット・デメリット

続けるor辞めるメリット・デメリット

結婚するとこれまでの働き方を大きく変えてしまいます。「一緒に暮らすために引っ越す」「家庭と両立できるように」などの理由で違う職場に転職する人もいる一方で、「キャリアアップを目指したいから辞めたくない」とそのまま看護師の仕事を続ける人もいます。ここでは転職するべきか迷っている人に向けて、それぞれのメリットやデメリットを紹介していきますね。

結婚後も看護師を続ける場合

結婚後も看護師として働き続けるのなら「今の職場でそのまま働く」か、「転職して労働条件を変えて働く」の2つの方法があります。
どちらの働き方を選んでも、結婚後も仕事を続けることである程度の収入が期待できるため経済的な不安が少なくなり、さらに看護師のキャリアを続けることができるのでキャリアアップのチャンスを逃すことなく掴める、といったメリットがあります。しかし、今の職場で働き続ける場合は結婚したからといって大きく働き方を変えることはできません。独身時代と同じように夜勤や休日出勤があるので、家事や育児と両立することは難しいでしょう。十分な休息が取れず心身が疲弊してしまうため、働き方を変えずに家庭と両立している人はほとんどいません。
家庭と両立しながら働くのであれば、夜勤がなく土日の休みが取れる職場に転職するのがベスト!
家事や育児の時間がしっかり取れますし、新しい職場で新たなスキルも身につけられますよ。それに、子どもが大きくなったら本格的にキャリアアップすることもできます。

転職するメリット・デメリット

転職することで家庭と両立しやすくなりますが、それ以外にも職場の人間関係がリセットできる、新しい知識を取得できる、といったメリットもあります。しかし、転職するためには自分に合う職場を探さなければならないので手間がかかりますし、新しい職場に慣れるまで苦労することもあります。それに、一から人間関係を構築しなければなりませんし、働き方を変えることで収入も大きく減ってしまいます…。

結婚後は看護師を辞める場合

看護師の仕事を辞めて家庭に入ることで家族と過ごす時間が増え、家事や育児に専念できるので心の余裕を持つことができます。しかし、収入が大きく減りますし、これまで積み上げてきた看護師のキャリアもリセットされてしまいます。また、命を扱うハードな現場で働いてきたため、専業主婦になった人の中にはこれまで感じてきた充実感ややりがいがなくなって社会から孤立したように感じてしまうことも。
「辞める」「辞めない」に正解はありませんが、後悔がないように判断することが大切です。

既婚看護師の働き方について